ご挨拶
IT機器を用いた(総合コミュニケーション)医療連携研究会
〜 TMNIT in Hokkaido 〜 会長
第9回 全国ID-Link研究会 大会長
医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院 院長
成田 吉明
この度、2020年10月17日(土)に第9回全国ID-Link研究会(第7回TMNIT in Hokkaido地域診療情報連携推進セミナー、第3回北海道ID-Linkユーザー連絡会併催)を北の大地、北海道札幌市で開催させていただくことになりました。
今回、本会を開催する母体は、札幌市医師会手稲区支部の有志が、法人の枠を超えて「地域で患者を診る」「地域完結型」「循環型医療連携」をキーワードに、ITを活用した医療連携に向けて「IT機器を用いた手稲医療連携研究会(Teine Medical Network using Information Technology:TMNIT)」を2006年に発足しました。その後会を重ね、札幌市手稲地域に限定しない広域医療連携に向けてID-LinkⓇ(SEC社)を導入し、2011年「IT機器を用いた(総合コミュニケーション)医療連携研究会(Total communication and Medical Network using Information Technology in Hokkaido:TMNIT in Hokkaido<通称TMNIT:ティーエムニット>)として再組織化し、発展させてきました。2020年6月末現在で121の医療施設がTMNITに加盟しており、また北海道内の特定機能病院、公的病院など5施設とは双方向の診療情報連携に取り組んでいます。
当研究会が開催される10月は、本来ならば北海道の秋の味覚を存分に味わっていただける季節ですが、コロナ禍が未だ終息の兆しを見せない中で全国よりお集まりの皆様から一人たりとも感染者を出す訳にはいかず、今回は止むを得ずWeb開催という形をとらせていただきました。2018年9月6日に発災した北海道胆振東部地震に引き続き発生した未曾有の全道ブラックアウトの為に、9月15日(土)に予定された第7回の本研究会の開催を断念したのに引き続き、本研究会にとって二度目の試練となりました。
数百人規模の学会・研究会を運営した経験も実績も、私達医療者はもとよりSECや学会運営会社にも乏しい中での、まさに手探りの開催です。不手際のオンパレードになりはしないかと今からハラハラしていますが、他の業種に比べどちらかというと遅れている私達医療界にもどれだけICTを活用したテレワークが導入できるのか、ある意味で“壮大な実験”と前向きに捉えていただければ幸いです。
次年度函館で開催が予定されている第10回の記念大会に繋がるような会にしたいと思います。会員諸兄のご参加を心よりお待ちしております。
今回、本会を開催する母体は、札幌市医師会手稲区支部の有志が、法人の枠を超えて「地域で患者を診る」「地域完結型」「循環型医療連携」をキーワードに、ITを活用した医療連携に向けて「IT機器を用いた手稲医療連携研究会(Teine Medical Network using Information Technology:TMNIT)」を2006年に発足しました。その後会を重ね、札幌市手稲地域に限定しない広域医療連携に向けてID-LinkⓇ(SEC社)を導入し、2011年「IT機器を用いた(総合コミュニケーション)医療連携研究会(Total communication and Medical Network using Information Technology in Hokkaido:TMNIT in Hokkaido<通称TMNIT:ティーエムニット>)として再組織化し、発展させてきました。2020年6月末現在で121の医療施設がTMNITに加盟しており、また北海道内の特定機能病院、公的病院など5施設とは双方向の診療情報連携に取り組んでいます。
当研究会が開催される10月は、本来ならば北海道の秋の味覚を存分に味わっていただける季節ですが、コロナ禍が未だ終息の兆しを見せない中で全国よりお集まりの皆様から一人たりとも感染者を出す訳にはいかず、今回は止むを得ずWeb開催という形をとらせていただきました。2018年9月6日に発災した北海道胆振東部地震に引き続き発生した未曾有の全道ブラックアウトの為に、9月15日(土)に予定された第7回の本研究会の開催を断念したのに引き続き、本研究会にとって二度目の試練となりました。
数百人規模の学会・研究会を運営した経験も実績も、私達医療者はもとよりSECや学会運営会社にも乏しい中での、まさに手探りの開催です。不手際のオンパレードになりはしないかと今からハラハラしていますが、他の業種に比べどちらかというと遅れている私達医療界にもどれだけICTを活用したテレワークが導入できるのか、ある意味で“壮大な実験”と前向きに捉えていただければ幸いです。
次年度函館で開催が予定されている第10回の記念大会に繋がるような会にしたいと思います。会員諸兄のご参加を心よりお待ちしております。