大会長

成田　吉明

きた・りんく会長、TMNITinHokkaido会長、医療法人渓仁会 理事長

  2018年9月15日に札幌で開催予定であった第7回大会は、9月6日に発災した北海道胆振東部地震（震度7）と引き続いたブラックアウトのために中止を余儀なくされました。リベンジを期して2020年10月17日に開催された第9回大会は、コロナ禍のためにやむなくオンライン開催とし、2021年は研究会の開催自体が見送られました。このたび、札幌の地でのリベンジを期待する声に押される形で、第13回大会を2025年11月22日札幌市医師会館で開催する運びとなりました。
  研究会のテーマは、現在札幌市内で７つのユニオンの連携強化に向けての試みがなされていることを受けて、「ユニオン連携の深化と拡大」といたしました。国が医療DXに本腰を入れ、電子カルテ情報共有を核とした「全国医療情報プラットフォーム」の整備に動く中で、ID-Linkをはじめとした「地域医療連携ネットワークサービス」はどのように対応していけば良いのか、両者の立ち位置にとどまらず、医療・介護との連携や来るべきPHRへの対応も見据えた、腰の座った議論を期待します。
  北海道は、雄大な自然に育まれた食材の宝庫です。この機会に多くの景勝地を訪れていただき、現地でなければ味わえない山海の美味をご堪能いただければ幸いです。
皆様のご発表とご参加を心よりお待ちしています。